ファーマフーズに注目!19日のストップ高の要因は


2929 ファーマフーズ 東証1部 2021年7月21日

株価 3265  

時価総額約949億円

PER  28.6倍

PBR 15.42倍

ファーマフーズってどんな会社

「医薬」と「食」の融合した「ファーマフーズ」 を実現するため、「バイオビジネストライアングル」をコンセプトに、「機能性素材」「バイオメディカル 」「通信販売」の3事業を主要事業としております。

機能性食材事業では、独自の機能性食品素材を研究・開発し、食品メーカーに販売するビジネスモデルです。主力商品は「GABA」でストレスを軽減したり、睡眠の質を整える効果が期待される食材で、現代人にとってニーズのある食品です。「GABA」はトップシェアを誇り今後のさらなる需要が期待されます。機能性食材を用いた企業向けOEM事業も売上が伸びており注目が高まっています。その他の機能性食品素材に骨の成長や活性化させる「ボーンペップ」や 妊婦さんが摂取すると胎児の先天的な異常の発生リスクを低減する「葉酸たまご」などがあります。

バイオメディカル事業では、独自のニワトリ由来抗体作製技術「アラジンテクノロジー」及び卵黄由来の生理活性ペプチド開発技術を用いた創薬事業です。バイオベンチャーと呼ばれるのはこの事業からです。この技術を用いて「自己免疫疾患」「悪性腫瘍」を対象疾患とした抗体医薬の研究開 発を行っています。 「自己免疫疾患」においては2018年より田辺三菱製薬株式会社と共同研究を推進し、2021年に独占的ライセンス契約を締結しました。

「悪性腫瘍」や独自の技術で「骨形成」に関与する治療薬の研究開発も行っています。

現状では薬が市場しておらずこの事業の売上は外部企業からの分析・効 能評価試験等を受託するLSI事業が主ではあるが、研究開発が最優先事項とし受託試験の受注が抑えています。

通信販売事業では 独自の機能性素材を配合したサプリメント及び医薬部 や化粧品を、通信販売の方式で消費者に直接販売やショッピング専門チャンネルへの卸売販売を行っております。育毛剤「ニューモ」に多くの広告宣伝費をかけており、ニューモサプリも合わせて好調です。 

なぜ19日にストップ高になったのか?

7月19日のストップ高の要因は、上方修正と16日に発表されたロート製薬との資本・業務提携による影響です。21年7月期の連結経常利益を従来予想の21.4億円から51.7億円に2.4倍上方修正し、増益率が2.7倍から6.6倍となりました。売上の好調GABAの受注の増加、OEM事業ではコンビニ向け商品の受注があり、通信販売事業ではリピート購入と新規購入者の増加によって増収となりました。

ロート製薬との資本・業務提携では機能性食材事業や通信販売事業で開発・生産・販売の提携に取り組みます。

この二つのIRが相まってストップ高となりました。

ファーマフーズの将来性・今後の伸びしろについて

週足チャートを見ると、2020年1月ごろの500円台から2021年4月に最高値3813まで上昇しました。2020年1月14日に初の配当を発表したことが上昇のきっかけとなりました。現在株価は3265(21年7月21)で1年ちょっとで6〜7倍まで上昇しています。

グラフより、売上が2021年7月期に前期より3倍以上増えています。(この売上は上方修正された内容を含みます。)22年7月期の数字も決算発表の際にさらに上乗せした予想が出る可能性もあります。

per28.6倍と黒字化しているバイオベンチャーとしてはかなり低い水準です。その理由は売上を出してセクターが、機能性食材事業と通信販売事業だからだと考えられます。バイオメディカル事業でまず「自己免疫疾患」の薬が市場することがこの会社の株価を爆発的に上昇させるポイントになってきます。基盤ができ、さらなる成長の見込める二つの事業とまだ先は見えないが夢のある製薬事業で将来への期待感は大きいです。

このバイオメディカル事業についての分析もまた記事にします。製薬事業への投資はうまくいけば大きく儲かりますが、一般的に薬が効果を出し安全性を確認でき、承認される確率はかなり低いです。そのため損する確率も額も大きくなりがちです。なので調べられることは調べ尽くすような気持ちで、確信を持てるようになったら投資しましょう。

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