2931 ユーグレナの企業分析。 脱炭素化テーマの有望株なのか


ユーグレナってどんな会社?

2131 ユーグレナ
株価 970 時価総額1065億円
PER -  PBR 9.63倍

ミドリムシを活用した事業を展開しています。

現在の収益源は食品、化粧品、遺伝子・健康検査サービスなどがあるヘルスケア事業です。実用に向けて今後期待されているのが、バイオ燃料開発などのエネルギー・環境事業です。

また、飼料・培養土・バイオマスプラスチックの開発も進めています。さらに、バングラデシュなどで栄養不足の子供達への支援も行っております。

現代の社会的な使命であり企業に求められるSDGs達成に向けた事業を積極的に展開する企業です。

ミドリムシってどんな生き物?

ミドリムシは別名ユーグレナといい、この会社の由来となっています。

ミドリムシは運動する動物的性能と光合成などの植物としての特性をもつ、動物でも植物でもある珍しい生命体です。

そんなミドリムシはビタミン、ミネラル、アミノ酸、不飽和脂肪酸など59種類の栄養素が含まれます。企業ユーグレナでは人間にとって必要な栄養素の多くを含むミドリムシに着目した事業を展開しています。

また、ミドリムシの培養によって軽油に近い油をつくることができるわかり、研究開発が進みバイオ燃料として活用されバスや乗用車が公道走行しています。

ユーグレナの将来性は? 脱炭素化テーマ株なの?

2021年9月期にユーグレナは基幹事業であるヘルスケア領域のさらなる価値創造のため株式会社キューサイを連結子会社化した。キューサイは老舗としての実績と信頼があり、商品ラインナップや物流システムが類似しており、若年層に広まるユーグレナとシニア層からの信頼を獲得しているキューサイを子会社かすることでどちらにとってもメリットがあり売上の急速な拡大が期待されます。

バイオ燃料事業においては世界的に進行している脱炭素化の潮流に乗り、市場が大きく拡大することが予測されます。

ユーグレナではすでに車両や船舶向けのバイオディーゼル燃料を昨年完成させております。今年の3月にはバイオジェット燃料が完成し、今年中に初フライトの実現を目指しています。そして2025年の商業プラント完成に向けて進んでいます。

2021年7月5日には、微細藻類ユーグレナを含む飲料を継続的に摂取することで 幼児のアトピー性皮膚炎症状を軽減させることを示唆する研究成果が発表されました。1〜5歳からの12名が対象でありますが、アトピーに悩む幼児は多く安全に摂取ができ手軽に与えることができるため、健康食品としての価値が高まることが考えられます。

さらなるユーグレナの可能性を感じる発表となりました。

ユーグレナグループの売上推移とチャート

キューサイ連結子会社としたことで21年9月期(予想)は急上昇しました。この子会社化でさらなる成長が見込め業界屈指の売上規模となる見込みです。売上は順調に上げてきていることが伺えます。

3月の急上昇はバイオジェット燃料の完成が発表されたことによる上昇とみられます。下落トレンドを経て、6月に底打ちして上昇トレンドに転換するかというチャートです。

ユーグレナの投資評価は

バイオ燃料事業は現在は準備段階といえますが、脱炭素化の未来においてこの将来性は非常に高いです。さらにヘルスケア事業でも、新たな商品・販路の開拓・価値の向上などの企業努力が見られバランスの良い事業展開だと感じさせられました。また慈善活動やSDGsの取り組みなどが見られ企業の在り方も魅力的に感じました。

懸念はバイオ燃料事業の成否です。ユーグレナのPERの高さはこの事業に対する期待感による先行投資であり、まだまだ株価が上がる余地はありますがバイオ燃料事業の進捗が大きな影響を持つことになるでしょう。

投資をする上で大切なことは、自分の判断で投資決断をすることです。他人に流されず沢山の情報を集めてから投資対象を絞りましょう。

これからも銘柄情報や投資の考え方などを発信しますので、一緒に投資家ライフを楽しみましょう!

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